秋めいた空気の爽やかな朝になりました。無事に開腹手術を終えて5日目です。表面の傷は完全に閉じたようで、動いた際に中に痛みがあるというくらいになりました。
そして、ヨガの「考えると感じるは同時にできない」という教えも大変役にたちました。
燃えよドラゴン」という映画で
「Don’t think. Feel」
「考えるな、感じろ」というセリフが少林寺拳法をするシーンでありました。
この話は、ヨガのクラス中に頭の中に色んなことがでて集中できないという生徒さんへお伝えしました。
頭で色々と考えはじめたとき、呼吸に意識を向ける(深く吐く、深く吸う)
もしくは、筋肉の感覚に意識を向ける。ポーズで脇が伸びてるな、腰が伸びてるな、首筋が伸びてる気持ちいいなー。と感じるようにアドバイスしました。
くすぐったいのは妄想だ。そこに集中すると感じない。
私たちは思い込みで、それをさらに大きく恐怖のようにしたりする時があります。
今回の私の手術も、色んな人の話を聞いて、痛いというのは覚悟をしていました。しかし、あーーこれからものすごく痛いのが今から始まるー。怖いよー。なんて考えていては恐怖でしかない。
そこで、切れてる。事実。
終わり。呼吸に集中する。
上の空とは
他のことに心を奪われていて、集中できないこと。「語源由来辞典より」
心を制御して、集中すれば痛みも紛れることを実感した。
もちろん西洋医学の麻酔と薬の恩恵も有り難くさせてもらいました。
考えてしまうときは、感じる。
感じてしまうときは、考える。
心のコントロールができる!?ぜひ、活かしてみてください。